実用書コース

実用書コースでは、日常生活において役立つ書を基礎から応用まで幅広く学びます。
実用書は、美しい文字を書くことができるようになることを目的としています。小筆で書けるものを総じて「実用書」と呼称しているため、学びの量と内容はとても豊富です。初心者の方にもわかりやすく解説しながらお稽古を進めていきます。細かな筆の動きを間近で見て学ぶことができます。
・基礎(永字八法)
・ひらがな、カタカナ、数字、アルファベット
・芳名帳(住所・人名)
・冠婚葬祭
・年賀状、ハガキ、お手紙
・式次第、社訓、看板
・写経
・賞状
・古典仮名
お稽古内容

用具の扱い方、お手入れ方法、筆の持ち方、墨の磨り方、腕の構え方など初心者の方へもわかりやすく丁寧に指導しています。
永字八法を活用し、基本の線の引き方、名称、筆遣い、点画の書き方を学んでいきます。
書道で最も大切なものは「書線」です。筆には反発する力が備わっています。筆を握りしめ力みすぎると固い線となります。形を真似て書くことは大半の方ができるかと思いますが、筆の弾力を駆使してやわらかな線質を出すとなると難易度が上がっていきます。基礎を大切にお稽古していきます。
実用書

暮らしの中で役立つ実用書はたくさんあります。
小筆で書くものには様々なものがありますが、まずは優しいものからスタートし少しずつ難易度を上げていきます。大人になってから身近に感じるのし袋、御祝儀袋、ハガキ、年賀状の書き方など。
一見、難しそうに思えるものも、実は書き方のパターンは決まっています。このパターンを先に習得することで一つの型を身につけます。練習をしてもハガキや便箋を指し出された際に書くことができないのは、この型を把握できていないためです。小筆で練習を重ねると同時に、各実用書の形式や型を学習していきます。

どの筆記用具も基本原則は同じ。
書道をやられている方の中には、大筆では書けるけど小筆が苦手、ペン字が書けないという方々が非常に多くいらっしゃいます。意外と思われるかもしれませんが、これは使用する筆記用具(大筆・小筆・ペン)によって、扱い方やタッチが異なるために起こります。
学びは、じっくりゆっくり着実に。練習を積み重ねることで少しずつ変化が見られ、書けるようになっていくことを実感できるようになります。ご自身の成長を楽しみましょう。
毎月の課題

毎月、半紙課題臨書があります。
実用書コースの方も毎回のお稽古後半に半紙臨書があります。古典・実用書コース共通となり、課題は月単位で変更となります。
自宅で書かれた課題は、次回お稽古時に添削することが可能です。ご自身の学び向上のためにも、自宅で書道をする時間をほんの少しでも設け、筆を手にとることをおすすめしています。筆を手にした時の感覚。この感覚を忘れないようにすることが大切です。
概要
クラス
木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
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9:30~12:30 | |||
13:00~16:00 | |||
18:00~21:00 | |||
18:30~21:30 |
・月2回(第1・3週)/1回3時間
・欠席の際、振替は一ヶ月前後内にて可能。
お月謝
古典コース 実用書コース | 10,000円 |
・税込み価格。書道用品(筆・墨・紙)別途。
Q&A
よくいただく質問をQ&Aにまとめています。
見学

見学はお稽古日に開催しています。
1時間の見学を通じて、使用している書道用具、クラスの雰囲気、他の生徒さんがどのように取り組まれているかを実際に御覧いただくことができます。お稽古の詳細も合わせてご案内させていただいております。お気軽にお問合せください。
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